先日、日本と太平洋島嶼国のパートナーシップを強化することを目的として開催された第10回、太平洋・島サミット(PALM10)に合わせて開催されたミクロネシア連邦(FSM)に関連するセミナーで、戸村がミクロネシアの歴史、写真を通して現在観光資源となっている沈没船などについて講演をさせていただいた後、ミクロネシア連邦大使館によるレセプションにお招きいただきました。
レセプションではサミットに合わせて来日中のウェズリー・W・シミナ大統領、ジョン・フリッツ特命全権大使とお話をする機会をいただき、私のライフワークである日本の沈没艦船における問題、経年による環境への影響、ご遺骨の問題、さらには観光も含め日本人にもっと来てほしい、何かお互いにできることはないかと今後、協力関係を築いていけるよう確認。私自身もCOVID-19以降、訪れることのできていないことから、なんとか期待に応えるべく邁進する覚悟です。このサイトを訪れている皆さんであればご存知であろうチューク州は、世界的に有名な第二次世界大戦(太平洋・大東亜戦争)に関連する日本の艦船が多く沈む、ダイビングスポットです。
ミクロネシアという国々は皆さんにとっては少し遠い国かもしれません。しかし、ミクロネシア憲法の前文にある「海は我々を結び付けるものであって、我々を隔てるものではない」という言葉が私にはとても印象的で、海に携わる者としてそして、私の周りにいる海が大好きな人たちと、私自身やはりチュークへの思い入れは強いですが、ヤップ、ポンペイ、コスラエも含んだミクロネシアの島々の架け橋になれたらと願わずにはいられません。
お声がけいただいたMRA ADVISORS様、株式会社TAX LABOの皆様、通訳のお手伝いをしてくれた一加ちゃん、全ての皆様に感謝を。
改めて、ミクロネシア連邦大使館移転一周年改めておめでとうございます。
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