海底に眠る沈没艦船や航空機の第2弾写真集
「続 蒼海の碑銘〜海に眠る戦争の記憶〜」 イカロス出版より8/31発売!
OCEAN PLANET (所在地:埼玉県草加市 代表:戸村裕行) は、太平洋戦争に関連し、今現在も世界各地の海底に眠る艦船・航空機・潜水艦などを撮影した写真集 『続 蒼海の碑銘〜海に眠る戦争の記憶〜』 をイカロス出版(所在地:東京都千代田区)より2022年8月31日(水)に発売いたします。
戦後77年が過ぎ、あの戦争の痕跡も多くが消えつつある。
しかし、海底には今も多くの艦船や航空機が眠っている。沖縄から日本の大根拠地だったトラック諸島、激戦の舞台となったソロモン諸島、そして観光地としても知られるグアムやパラオ、日本では小笠原や沖縄にも「戦争の記憶」が残る。本書はレック(Wreck=沈んでいる艦船や航空機)をライフワークとして撮影を続けている戸村裕行が、世界各地で収めた海底の戦争遺産を収録した写真集の第2弾。戦後70年以上を経てもなお、かつての雄姿をとどめる戦闘艦艇、悲劇的な最期を遂げた徴用船、零戦をはじめとする各種の日本軍機など、静かに海底に眠る姿を紹介する。
<掲載内容>
■太平洋の航空戦 F6F ヘルキャット ●ギゾ島・ソロモン諸島 零式艦上戦闘機五二型乙 ●小笠原諸島・父島 SBD ドーントレス ●レンドバ島・ソロモン諸島 九九式艦上爆撃機 ●グアム B-17 フライングフォートレス ●ガダルカナル島・ソロモン諸島 B-24 リベレーター ●パラオ共和国 PBY-5 カタリナ ●ツラギ島・ソロモン諸島
二式飛行艇(二式大艇) ●ミクロネシア連邦・チューク州/サイパン 零式観測機 ●ラバウル・パプアニューギニア 零式水上偵察機 ●グアム/パラオ共和国
■戦闘艦艇 掃海駆逐艦エモンズ ●沖縄県・古宇利島 第五十号駆潜艇 ●小笠原諸島・父島 駆逐艦「薄」 ●ミクロネシア連邦・チューク州 駆逐艦「長月」 ●コロンバンガラ島・ソロモン諸島 駆逐艦「若竹」 ●パラオ共和国 特設巡洋艦「清澄丸」 ●ミクロネシア連邦・チューク州 甲標的(特殊潜航艇) ●小笠原諸島・父島 伊号第一潜水艦 ●ガダルカナル島・ソロモン諸島
■補助艦艇・徴用船 特設運送船「乾祥丸」 ●ミクロネシア連邦・チューク州 特設運送船「日豊丸」 ●ミクロネシア連邦・チューク州 貨物船「菊川丸」 ●ミクロネシア連邦・チューク州 貨物船「桃川丸」 ●ミクロネシア連邦・チューク州 特設運送船「天城山丸」 ●ミクロネシア連邦・チューク州 貨物船「山鬼山丸」 ●ミクロネシア連邦・チューク州 貨物船「松丹丸」 ●ミクロネシア連邦・チューク州 油槽船「富士山丸」 ●ミクロネシア連邦・チューク州 特設水雷母艦「神風丸」 ●パラオ共和国 第一号輸送艦 ●小笠原諸島・父島及び兄島/パラオ共和国
<著者プロフィール> 水中写真家・戸村裕行(とむらひろゆき)
1982年埼玉県生まれ。
世界の海中を巡り、大型海洋生物からマクロと言われる生物まで、様々な水中景観を撮影し続けている水中写真家。多岐に広がる撮影対象の中でもライフワークとして、太平洋戦争、第二次世界大戦に起因する海底に眠る事となった艦船や航空機などの撮影を世界各地で続け、その取材内容はミリタリー総合誌・月刊「丸」の人気コンテンツとして毎月連載を続けている。2018年にはそれらをまとめた水中写真展「群青の追憶」を靖國神社遊就館で開催したのを皮切りに全国各地の平和記念館や博物館などを巡回、テレビや新聞などで取り上げられ、多くの来場者を集める。2020年、海底の戦争遺産としての写真集「蒼海の碑銘」を上梓。また「歴史を学ぶダイビング」としてレック(沈船)ダイビングの認知に努め、水中戦跡から見る平和教育や、後世に伝えていく為の活動が注目を集めている。執筆・講演多数。
●オフィシャルサイト:https://www.hiroyuki-tomura.com/ ●Twitter:tomkkuma ●Instagram:tomkkuma
<書籍概要> ISBNコード:978-4-8022-1193-2 刊行種別:書籍 発売日:2022年08月31日 サイズ:A4判 ページ数:152 定価:3150円(税込)
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