そのほとんどが取り壊しが決まっていたという現在の筑波海軍航空隊記念館の施設は、2013年に公開された映画「永遠の0」のロケ地となったことがきっかけとなり、存続への道を辿り始め、期間限定での一般公開を経て2018年、「事業の公営化」が決定。司令部庁舎に併設する形で展示館が開設。その後のクラウドファンディングにより大規模な改修を行い、今に至るそうです。
現在では、記念館として筑波空の歴史を伝える為の展示館と旧司令部庁舎、少し離れた場所に地下戦闘指揮所、映画『連合艦隊司令長官 山五本十六 -太平洋戦争70年目の真実-』の撮影のため製造された原寸大零式艦上戦闘機二一型の模型が展示されています。
今回で2度目の来訪となりますが、前回は地下戦闘指揮所などは見学できなかったので今回は貴重な経験をさせていただきました。また、今年8月には地下道や地下室が新しく発見されたというニュースがあり、司令部から約1kmほど続いているのではないかということ。今後も新しい発見がありそうです。
ぜひ、皆さんも足を運んでみては如何でしょうか。
筑波海軍航空隊記念館
〒309-1717 茨城県笠間市旭町654(県立こころの医療センター敷地内)
開館時間:9:00~17:00(最終入場16:00)
休館日:毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)年末年始(12/29~1/3)
※地下戦闘指揮所及び零戦模型公開は曜日指定がある為にホームページを要確認
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