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執筆者の写真Hiroyuki TOMURA

筑前町立大刀洗平和記念館・震電

大刀洗平和記念館によるクラウドファンディング

幻の戦闘機「震電」実物大模型展示へ

に対し、写真展など開催させていただいていたご縁から「応援メッセージ」を寄せさせていただきましたところ、無事に目標金額に到達したので、お祝いも兼ねて大刀洗平和記念館にお邪魔して震電に会ってきました。

大刀洗平和記念館「震電」模型
大刀洗平和記念館「震電」模型

「戦前、大刀洗の地には東洋一と謳われた陸軍大刀洗飛行場があり軍都として発展しました。この飛行場は特攻隊の中継基地として、数多くの若き特攻隊員たちの出撃を見送った場所でもあります。昭和20年3月、大刀洗は米軍による空襲で壊滅的な被害を受け、民間人を含む多くの尊い命が奪われました。

大刀洗飛行場の近くには、陸軍の飛行機やその部品を造る太刀洗航空機製作所がありました。この製作所を設立したのが、福岡市で海軍の飛行機を造っていた株式会社渡辺鉄工所、のちの九州飛行機株式会社です。

大手の航空機メーカーが戦闘機や爆撃機、攻撃機などの主力機を中心に生産していた中、九州飛行機は水上偵察機や各種の練習機、哨戒機など他社には無いユニークな機体を次々と開発・製造し、チャレンジ精神に溢れたメーカーとして異彩を放っていました。

そして震電を造ったのも、この九州飛行機株式会社でした。」

--------「幻の戦闘機「震電」実物大模型展示へ」より引用


大刀洗平和記念館「震電」模型
大刀洗平和記念館「震電」模型

特にクラウドファンディングが始まってから、この機体が「レプリカ」という表現を使っていたところ、専門家からのご指摘で「模型」という表現に変更となったり、始まる前から今回のクラファンにおける大刀洗の皆さんのご苦労を聞いていた者として、多くの方々に応援していただけたことは私事のように嬉しくもあり、この大刀洗の地で「震電」を多くの方にご覧いただけたらと思っております。

大刀洗平和記念館「震電」模型
大刀洗平和記念館「震電」模型

1945年(昭和20年)6月に試作機が完成、8月に試験飛行を行っているところで終戦を迎えたことから「幻の戦闘機」と呼ばれているとのことで、海中で出会うことのない航空機になります。様々な"if"がある中で、今こうして模型として蘇った震電から、当時の技術や想いを未来に遺していけますように。


今後も大刀洗平和記念館を応援させていただきます。

クラウドファンディングお疲れさまでした。




 

筑前町立大刀洗平和記念館

〒838-0814

福岡県朝倉郡筑前町高田2561-1

開館時間:午前9時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:12月26日~12月31日



 



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