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執筆者の写真Hiroyuki TOMURA

【 OGASAWARA WRECK WEEK 2022 】

今週は小笠原に渡り、小笠原フッシュアイ( https://www.fisheye1997.com/ )さん、名古屋のevis( https://www.dive-evis.com/ )さん、そして私のグループ、総勢17名で小笠原の沈船群を潜るという企画。


この企画も今年で4年目となりました。


小笠原にはダイバーが潜ることのできる水深に日本国内では最も多く太平洋戦争に起因する沈船が眠っています。今年は天候に若干左右され兄島方面に行きにくい日々が続きましたが、なんとか完走。最初から最後まで沈船という偏りに偏った〝レック〟ダイビングを堪能していただけたのではないでしょうか。今年は例年に比べ若い方の参加もあり、「歴史に触れるダイビング」の魅力を知ってもらえたようでこちらも大変嬉しくなりました。


沈船から得る過去の大戦の歴史、 そこから知ることができる小笠原の歴史。 何かを感じてもらえればと思います。



来年以降は現地受け入れ体制の変更により、継続できるかどうかも踏まえて改めて検討していけたらと考えています。やるのであればぜひ参加したいという方がいらっしゃればご連絡ください。


記念ダイブの方々もおめでとうございました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!



●参考までに今回潜ったレックのログ

-----1日目-----

兄島●浅沈(大功丸) スクリューシャフト

水面休息中スノーケル 兄島●一等輸送艦四号 スクリュー 四十口径八九式十二糎七高角砲(12.7センチ高角砲) ロ号艦本式缶(ボイラー)

2本目 父島●零戦(零式艦上戦闘機五二型乙) エンジン 主翼 機銃弾の塊


-----2日目-----

1本目 兄島●深沈(志摩丸) 航空爆弾 機銃弾 設営用の金網の塊やセメント袋

2本目 兄島●中沈(昭瑞丸) 船首ウインチ 砲台座

3本目 父島●第二號日吉丸 航空魚雷 星形エンジン 運搬台車


-----3日目-----

1本目 父島●特殊潜航艇(甲標的) 父島●第五十號駆潜艇 ヘルメット 艦首四十口径三年式八糎高角砲(8センチ高角砲) 艦尾十三粍機銃連装(13mm機銃)

2本目 父島●台船(特殊油槽船) シロワニ・クラゲたくさん

3本目 父島●台船(特殊油槽船)一周 シロワニ

船上から寄った沈船 父島●濱江丸(ひんこうまる)


-----4日目-----

1本目 兄島●深沈(志摩丸) 航空爆弾 機銃弾 設営用の金網の塊やセメント袋 ビール瓶 or 兄島●横沈(第八雲洋丸) セメント袋 ボイラー

2本目 兄島●バラ沈(辰榮丸) ボイラー


協力: SDI TDI ERDI テクニカルダイビングやサイドマウント、ダブルタンクやリブリーザーなどでのダイビングに興味のある方はぜひ「 TDI 」を検索してみてください。 https://www.sditdierdi.jp




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